ブリティッシュ・エアウェイズ、B787とA380のレイアウト決定
ブリティッシュ・エアウェイズ(BA)はこのほど、新たに導入するボーイングB787型機とエアバスA380型機のキャビンデザインとレイアウトを決定した。B787初号機の受領は2013年5月を予定し、13年末までさらに3機受領する計画だ。また、A380は初号機の受領は7月で、8月、10月にそれぞれ1機ずつ受領する予定だ。
B787は全24機で、B787-8が8機、B787-9が16機。B787-8は新型のビジネスクラス35席、プレミアムエコノミークラス25席、エコノミークラス154席の全214席を配置。B787-9は未定だが、3種または4種のキャビンの配列になる予定だ。
A380は12機で、メインデッキが拡張版のファーストクラス14席、ビジネスクラス44席、エコノミークラス199席、アッパーデッキがビジネスクラス53席、プレミアムエコノミークラス55席、エコノミークラス104席の全469席となる。なお、ファーストクラスには個人の荷物置き場用の拡張スペースが追加される。
両機材とも、キャビンデザインはBAの新しいB777-300ERと同様のものを使用。最新のエンターテインメントシステムを導入し、全キャビンで各シートに内蔵電源を初めて設置。さらに、今までよりも大型化したスクリーンと、操作が簡単なショートカットボタンを利用することができ、モバイルデバイスの接続も可能とした。