トップツアー、10月の海外旅行は8.5%減-自社企画商品が4割減
トップツアーによると、2012年10月の旅行取扱概況で、海外旅行は前年比8.5%減の29億1781万円となった。団体旅行は9.84%で、教育旅行は4.5%増と前年を上回ったが、一般団体は14.4%減と減少した。個人旅行は、自社企画商品で領土問題により台湾、香港、韓国が大きく落ち込んだ影響で40.1%減と大きく減少。他社企画商品が8.7%減で、全体では17.0%減と減少した。その他の個人旅行は2.3%減だった。
海外旅行の取扱人数は13.9%減となった。団体旅行はほぼ前年並の0.1%減で、方面別ではグアムとサイパンが435.8%増、その他アジアが140.3%増、台湾が125.3%増、ハワイが46.6%増と好調だった。一方、企画商品は27.5%減で、シンガポールが7.7%と前年を上回った。
その他、国内旅行は9.4%減の95億4702万円、訪日旅行は震災の反動もあり29.2%増の3億3720万円、その他を含めた総取扱額は8.6%減の128億5438万円だった。