JAL・ANA、年末年始予約は8.6%増、中国線で明暗
日本航空(JL)と全日空(NH)の年末年始(2012年12月21日~2013年1月6日)の予約状況で、2社合計の国際線予約数は前年比8.6%減の70万6817人となった。座席数は8.7%増の90万8527席で、予約率は0.1ポイント減の77.8%。
会社別で見ると、JLは座席数が7.6%増、予約数が10.2%増、予約率が1.9ポイント増の81.5%であるのに対し、NHは座席数が10.1%増、予約数が6.5%増、予約率が2.5ポイント減の73.4%と差が出ている。
2社の違いが最も大きいのは中国線で、座席数はJLが11.7%増の11万1745席、NHが10.4%増の12万2248席となっており、NHの方が約1万500席多い。これに対して予約数はJLが5.2%増の7万3639人、NHが10.4%減の6万2167人とJLが約1万1500人上回っており、予約率はJLが4.1ポイント減の65.9%、NHが11.8ポイント減の50.9%となっている。