春秋航空、高松/上海線を定期便化、12月23日から
春秋航空(9C)は12月23日から、高松/上海線を定期便化する。このほど国土交通省航空局の認可を取得した。定期便化後も現行と同様週3便で運航するが、来年のゴールデンウィークまでには増便したい考えだ。
9Cによると、同路線の搭乗率は尖閣問題の影響もあり現在は65%程度に落ち込んでいるが、通常時は約85%と好調だ。今後の需要の回復を見込んで定期便化を決定。回復のスピード次第ではあるが、段階を踏みつつ徐々に増便し、デイリー化をめざす。
高松/上海線は9Cの日本路線にとって、茨城/上海線に次ぐ2路線目の定期路線。今後は佐賀/上海線の定期便化をめざすとともに、関空/中国線や北海道/上海線の開設も検討していく。関空線については中国の東北地方の都市との路線を予定。北海道線は、中国人の需要が高いことから、インバウンド需要を見込み開設を検討しているとした。