JTB法人東京、「JTBコーポレートセールス」に社名変更-事業領域拡大で
JTB法人東京は2013年1月1日、社名を「JTBコーポレートセールス」に変更する。同社では2006年発足以来、旅行業やMICE事業に加え、各種プロモーション事業や地域交流事業、観光を基軸に地域や社会に貢献するソーシャルソリューション事業など事業領域を拡大してきた。社名を変更することで、企業や自治体、学校法人などのクライアントに対し、幅広い事業を手がける「総合提案型企業」としての位置づけを全面に打ち出す考えだ。
名称変更後も、現在と同様、旅行事業、MICE事業、プロモーション事業、ソーシャルソリューション事業の4軸で事業を展開。例えばソーシャルソリューション事業では、現在取り組んでいる電気自動車(EV)を活用した環境にやさしい観光まちづくりや、農山村と都市型企業双方の課題解決をはかり実施している「農都交流型ツーリズム」などを引き続き展開していく。今後も旅行業のノウハウを活かし、顧客の課題解決から事業価値の向上まで、さまざまなニーズに対応していく考えだ。
また、社名変更に合わせ、東京都内にある6ヶ所の法人営業支店を統合し、霞ヶ関に事業拠点を設立。新宿の本社や営業拠点に加え、都市中心部に位置する霞ヶ関の総合拠点を活用し、都内での営業活動の機能を強化する。さらに、仕入業務を統一することで業務の効率化とコスト削減にもつなげるねらいだ。