春秋航空、13年秋の国内線就航めざす-首都圏拠点に
春秋航空(9C)は2013年秋、日本で国内線の就航をめざす計画だ。すでに春秋航空日本を設立済みで、まずは首都圏を拠点として国内線定期便を就航し、2014年には国際線定期便の運航をめざす。国土交通省との事前協議も開始しているという。
春秋航空日本によると、拠点や就航地については「現段階では明言できない」としつつも、ウェブサイト上では成田勤務の国内線、国際線の客室乗務員や整備スタッフなどを募集。客室乗務員は約42名、整備スタッフは約20名募集するほか、情報システム部門や人事総務部門、経営企画部門のスタッフも同時に募集中だ。
春秋航空日本は9月7日設立。資本金は15億円で、航空法の外資規制に対応するため、9C本体の出資比率は33%以下にとどめた。航空運送事業許可取得後に60億円まで増資し、新機材の購入などに充てる計画だ。代表取締役社長には王煒氏が着任した。