四国ツー創造機構、東京で観光商談会 旅行商品化促す
四国ツーリズム創造機構はこのほど、東京・飯田橋のホテルメトロポリタンエドモントで四国観光商談会を開いた。四国4県から90を超える企業や団体、首都圏の旅行会社などから150人が参加し情報交換や商談を行った。
個別商談会の前の観光プレゼンテーションで平尾政彦・同機構事業推進本部長が「今年の第1四半期は一昨年の2010年同期に比べ20%増の入り込み」と報告。送客に感謝を示した上で「四国を舞台にしたドラマや映画が相次ぎ集客効果に期待しています。遍路1200年、瀬戸内国立公園指定80周年を控えるなど、四国には宝が埋まっています」と旅行商品化に期待を示した。
各県からの見どころ紹介では、瀬戸内国際芸術祭2013について総合ディレクターの北川フラムさんが説明。開催エリアを香川県西部の島々にも広げることや、会期を3分割することを紹介しながら「日本で最も美しい瀬戸内で日本の四季を知ってもらいたい。130の新作など220作品を展示します。目標は通年の開催です」などと抱負を述べた。
同イベントは13年3月20日に開幕。春、夏、秋と会期を3期に分割し、合計108日間の開催とする。前回は105日間の開催で93万人が来訪。外国人が2割を占めた。
情報提供:トラベルニュース社