関空、10月の国際線旅客数は1%増-発着回数は14%増

  • 2012年11月21日

 関西国際空港の2012年10月の運営概況(速報値)によると、国際線旅客数は、前年比1%増の88万5580人だった。尖閣問題の影響で中国方面の旅客数は減少したが、全体としてはプラス成長し、12ヶ月連続で前年を上回る結果となった。このうち、日本人旅客数は6%減の55万8380人となり、16ヶ月ぶりに前年を下回ったが、外国人旅客数は18%増の29万7460人となり、10月として開港以来過去最高を記録し、8ヶ月連続でプラス成長となった。国内線旅客は35%増の46万7790人で、13ヶ月連続で前年を上回った。

 国際線旅客便の発着回数は14%増の5755回で13ヶ月連続のプラス成長で、10月としては開港以来過去最高となり、10ヶ月連続の月の最高実績更新となった。国内線発着回数は新規就航などで48%増の3527回となり、同じく13ヶ月連続のプラス成長となった。

 なお、大阪国際空港(伊丹)の国内線旅客数は前年より微増の117万1321人となり、2ヶ月連続のプラス成長となった。発着回数は3%増の1万711回で、12ヶ月連続のプラス成長だった。