2011年の国際会議件数は12%減、外国人参加数は36%減
日本政府観光局(JNTO)によると、2011年に日本で開催された国際会議の件数は、前年比12.4%減の1892件となった。東日本大震災と原発事故の影響で、会議の取消や延期が発生し、減少した。ただし、観光庁やJNTOによる情報発信や会議主催者への支援レター送付で、件数の減少をある程度食い止められたとしている。国際会議に伴う外国人の参加者数は36.7%減の9万1793人となり、過去5年間で初めて10万人を下回り、最低となった。国内の参加者数は0.9%減の97万7713人で、ほぼ前年並みにとどまった。
都市別では東京23区が470件で1位。次いで、福岡市が221件、横浜市が169件、京都市が137件と続いた。ほとんどの都市が減少している中、福岡市は前年よりも5件増加している。