北近畿は秋冬がうまい 丹後・但馬の各市町が大阪でキャラバン
京都府、兵庫県北部地方の市町などでつくる北近畿広域観光連盟は11月5-6日、JR大阪駅で観光キャラバンを開いた。松葉ガニなど秋冬の魅力をアピールした。
京都府丹後地方、兵庫県但馬地方、両府県にまたがる丹波地方の12市町から、自治体観光担当者や観光協会が参加。パンフレットの配布や、抽選でカニすきセットが当たるアンケートを行い、来訪を呼びかけた。伊根町「ふなやん」、京丹後市「コッペちゃん」、篠山市「まるいの」といったゆるキャラも登場し、人気を集めていた。
北近畿の秋冬の最大の魅力は食。11月6日に漁解禁の松葉ガニ、丹波地方のぼたん鍋やもみじ鍋、久美浜や舞鶴のカキ、伊根のブリ、若狭のフグなど旬の魅力が目白押し。丹波では紅葉が間もなく最盛期で、冬には但馬などでウインタースポーツも定番だ。
JR西日本は、旅館ホテルでのカニ料理の昼食と京阪神からの往復特急券がセットになった人気のプラン「かにかに日帰りエクスプレス」を今年も設定。昨年は大雪の影響で低調だったというが、同社福知山支社営業課の蒲直樹さんは「今年は反転攻勢を期待しています」と力を込める。
北近畿エリアでは来年2月3日まで、抽選でペア宿泊券などが当たるスタンプラリー「わくわく観光キャンペーン」も実施中。同連盟事務局長の秋山修一さんは「今年も多くの人に参加してほしいですね」。
情報提供:トラベルニュース社