ハイアット、アムステルダムにアンダーズをオープン

  • 2012年11月19日

 ハイアットホテルズコーポレーションは先ごろ、アムステルダムにラグジュアリーブティックホテルブランドの「アンダーズアムステルダムプリンセングラフト」を開業した。オランダにハイアット傘下のホテルブランドがオープンするのは初めて。また、全世界で9軒目のアンダーズブランドとなる。アンダーズは今後2、3年内に、ハワイ、インド、コスタリカなどにも開業する予定だ。

 同ホテルは世界遺産の環状運河地区にあった旧公立図書館の跡地に建ち、総客室は117室。スタンダードは24から36平方メートル、スイートは55平方メートルから141平方メートルで、旧市街で最大級の広さだという。インテリアデザインは、オランダ人のインテリア&プロダクトデザイナーであるマルセル・ワンダース氏が手がけ、オランダ特有の文化や歴史などを表現した。

 また、料飲施設では、1階に大西洋沿岸地域の料理を提供する「ブルースプーン」、アムステルダムの典型的なカフェ様式を採用した「ブルースプーンバー」などを設け、ラウンジやライブラリーとともにエリアに継ぎ目なく設置した。「ブルースプーンバー」では、禁酒法時代とその前後の3つの時代をテーマとしたシグネチャーカクテル「ワン・ミニット・デルフト・ブルー」や「ラッキー・リブライアン」などを提供する。