総合旅行業務取扱管理者、12年度は3517名合格、合格率30.5%
日本旅行業協会(JATA)によると、2012年度の総合旅行業務取扱管理者試験について、1万1534名が受験して3517名が合格し、合格率は30.5%となった。出願者数は1万3441名で受験率は85.8%。2011年度と比較すると、出願者は5.9%減となった一方、受験者は2.5%減に留まり、受験率は2.9ポイント増加。また、合格者は19.0%増となり、合格率も5.5ポイント増えている。
合格者を職業別で見ると、旅行業が1433名で全体の40.7%を占め、次いで大学生が629名で17.9%、旅行関係以外の会社員が439名で12.5%、専門学校生が408名で11.6%、その他が401名で11.4%などとなっている。旅行関連業と旅行業者代理業も合計169名合格し、全体の4.8%を占めた。
年齢別では、19歳から23歳が最も多く982名で27.9%。次いで30歳から39歳が932名で26.5%、24歳から29歳が861名で24.5%、40歳から49歳が464名で13.2%、50歳から59歳が169名で4.8%などとなった。最年少の合格者は16歳、最年長は73歳であったという。
このほか、男女別では女性が2114名で60.1%となった一方、男性は1403名、39.9%。受験者は男性が43.3%、女性が56.7%で、合格率は男性が28.1%、女性が32.3%となった。