BA、日本路線が好調、羽田は「可能性探る」
ブリティッシュ・エアウェイズ(BA)日本・韓国地区支社長のビシャール・シンハ氏がこのほど本誌インタビューに応じ、日本路線の現状や今後の見通し、新路線の可能性などについて語った。
このうち路線の現況については、エリザベス女王の即位60周年(ダイヤモンド・ジュビリー)やオリンピックの効果のほか、円高による追い風もありレジャー、ビジネスともに「非常に好調」と説明。今後も明るい見通しを持っているといい、英国政府観光庁との共同キャンペーンなどにより、需要の喚起と取り込みをはかっていく考えを示した。
好調さの例としては、羽田路線のロードファクターが前年比20ポイントから25ポイント増で推移しているといい、東京発の需要も「10%から15%増えている」状況。また、欧州発についても、震災の影響からの反動はあるものの、約50%の伸びを示しているという。
また、路線については、確定したことはないとしつつ、日本航空(JL)とのジョイントベンチャーは「1社のみでは飛びにくい、東京以外の都市へも就航しやすい環境」であるとコメント。羽田路線の昼間時間帯の就航については、現在の羽田発早朝便と成田発午後便の組み合わせに「満足している」といい、今後時間をかけて「可能性を探っていく」とした。
※インタビューの詳細は後日掲載予定
※訂正案内(2012年11月13日12時00分 編集部)
訂正箇所:本文第3段落第1文
誤:羽田路線のロードファクターが前年比30ポイント増で推移
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正:羽田路線のロードファクターが前年比20ポイントから25ポイント増で推移