KNT、9月の海外旅行は6.8%減、韓国・中国が大幅減少
近畿日本ツーリスト(KNT)の2012年9月の旅行取扱状況は、前年比4.0%減の330億9218万円となった。このうち、海外旅行は6.8%減の132億7252万円。団体旅行はスポーツ関連の大型団体を中心に一般団体が11.3%増と好調。8.7%減となった学生旅行を含めても、団体旅行全体で7.4%増とプラス成長となった。しかし、企画旅行はハワイやミクロネシアは好調だったものの、東アジア情勢の影響で韓国・中国が大幅に減少。ホリデイは取扱額が13.2%減、取扱人員も11.0%減となり、その他企画を含め、企画商品全体の取扱額は13.2%減となった。
そのほか、国内旅行は4.1%減の185億9638万円、国際旅行は78.9%増の7億7920万円。国内旅行は団体旅行も3.9%減、企画旅行も3.6%減と両部門で前年を下回った。特に企画旅行は九州方面が7月の集中豪雨の風評被害の影響が続いているという。