ユーラシア旅行社、大幅に増収増益、リピーター核に新規取込みへ
ユーラシア旅行社の2012年9月期の連結業績(2011年10月1日~2012年9月30日)は、営業収益が前年比15.0%増の63億9900万円、営業利益が222.5%増の3億400万円、経常利益が158.2%増の3億2800万円、当期純利益は172.5%増の1億7900万円となった。東日本大震災による需要減少の影響を脱し、大幅に回復。さらに、粗利益の増加に伴う営業利益の増加や、有価証券売却益1600万円の発生などで、大幅な増益となった。
次期については、営業収益は5.3%増の67億4000万円、営業利益は13.1%増の3億4400万円、経常利益は6.5%増の3億5000万円、当期純利益は17.2%増の2億1000万円と予想。不透明感の残る経済環境下にあるが、同社は約7割がリピーターであることから、リピーター層を顧客基盤の基礎としつつ、新規顧客の取込みもはかる方針だ。安全性の高い地域を中心とする積極的な販売活動や宣伝効果で業容を拡大しつつ、知的好奇心や精神的な喜びに応える旅作りを通し、上質なサービス提供に努めるとしている。