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STB、オーロラ鑑賞イベント開催、ノルウェーの優位性をアピール

  • 2012年11月3日

ノルウェー産業省次官のローゲル・インゲブリグゼン氏 スカンジナビア政府観光局(STB)とノルウェー大使館は11月1日、ノルウェー王国首相のイェンス・ストルテンベルグ氏の来日に伴い、オーロラ鑑賞のピーアールイベント「Norway, Powered by Aurora」を開催した。冒頭挨拶に立ったノルウェー産業省次官のローゲル・インゲブリグゼン氏は「日本とノルウェーの関係は長くて深い。チャーター便も含め両国間の航空供給量も近年増えてきた。昨年の日本人旅行者の宿泊日数は10万泊。今年も18%増で推移している」と話し、今後さらに日本人旅行者が増えることに期待感を表した。

 STB日本局長の宮本拓氏はノルウェーのオーロラ鑑賞について説明。「ノルウェーは生活時間帯に出現率が高く、高緯度の割には寒さがそれほど厳しくない。また、オーロラ以外の文化や自然の見所が多く、食事のバリエーションも豊富で、インフラも整っている」と紹介し、ノルウェーの優位性をアピールした。

STB日本局長の宮本拓氏 宮本氏はオーロラ鑑賞に訪れる日本人旅行者数について、ノルウェーはシェンゲン協定国のため正確な出入国データの把握は難しいとしながらも、昨年は5000人から7000人だろうと分析。現状では日本人旅行者の約80%が4月から9月の夏期に集中しているなか、STBとしてはオーロラ鑑賞や冬のフィヨルドをフックとして冬期の日本人旅行者も増やしていきたい考えだ。