阪急阪神の旅行・国際輸送事業、増収増益-旅行が牽引
阪急阪神ホールディングス(阪急阪神HD)の2013年3月期第2四半期連結業績(2012年4月1日~9月30日)によると、阪急交通社を含む旅行・国際輸送事業の営業収益は、前年比13.6%増の385億6700万円となった。営業利益は204.4%増の39億2500万円。
前年を大きく上回った要因として、阪急阪神HDでは旅行事業の東日本大震災の影響からの回復と、海外旅行の好調な推移をあげる。海外旅行では魅力的な商品企画と積極的な販売に努め、特にヨーロッパ、アジア方面が好調に推移。国内旅行では東京スカイツリー効果で、関東方面への集客が増加し、順調に回復したという。
この結果、旅行・国際輸送事業の通期予想は、営業収益を前回予想より19億円増の719億円、営業利益は17億円増の57億円に上方修正した。