マリオット、アジア太平洋で倍増-事業計画、中国は月1軒開業
マリオット・インターナショナルは、2016年までにアジア太平洋地域のプロパティを2倍以上に増加する事業計画を発表した。現在、同地域では132軒をオープン。さらに約143軒の契約承認済の物件を保有しており、16ヶ国で265軒8万室を展開する計画だ。
このうち、中国では2016年までに全34の行政区分のうち、24地域に展開することを目標とする。湖南省や黒龍江省、内モンゴル自治区、マカオ特別行政区など32都市でのオープンを予定しており、今後5年間で月に1軒のぺースで開業することになる。
このほか、インドネシア、日本、マレーシア、ベトナム、インドでも拡大する予定。特にインドは現在の15軒から50軒以上に増加させる方針で、すでに23軒のホテルが建設中だ。
なお、プロパティの拡大に伴い、同地域で3万6000名の雇用を予定。これにより、従業員数は中国だけで4万名、全地域で7万6000名に増加する予定だ。