KLMオランダ航空、福岡線を開設-13年4月から週3便
KLMオランダ航空(KL)は2013年4月3日から、福岡/アムステルダム線を就航する。KLは現在、日本において成田、関空に就航しており、福岡は3番目。また、福岡/ヨーロッパ間のノンストップ便では初の航空会社となる。
KLでは従来から世界的に新規路線を検討しており、福岡の就航は複合的な要素で決定。九州地方の総人口が1500万で日本で4番目に大きなヨーロッパ渡航のマーケットであること、福岡空港の利用客が1600万人で、市中心地からのアクセス利便が良いこと、また、福岡市には観光地として多くの名所があることも考慮しているという。KLではオランダのみならず、70都市以上の以遠需要の獲得も視野に入れていく。
運航頻度は週3便で、機材はボーイングB777-200ER型機を使用。所要時間は日本発が11時間40分、アムステルダム発が10時間40分だ。座席はワールドビジネスクラス35席、エコノミークラス283席の全318席。福岡線の就航で、KLの日本路線は成田線の週11便、関空線の週7便を合わせ、週間21便に増加する。スケジュールは以下の通り。
▽KL福岡/アムステルダム線(2013年4月3日~)
KL869便 AMS 14時40分発/FUK 08時20分着※翌日(水、金、日)
KL870便 FUK 10時25分発/AMS 15時05分着(月、木、土)※2013年4月4日~