エティハド航空、第3四半期の営業収入2割増、提携戦略も好調

  • 2012年10月10日

 エティハド航空(EY)は、2012年第3四半期に前年比19%増となる13億米ドルの営業収入を計上した。旅客数が23%増の279万人と大きく伸びたためで、搭乗率も0.4ポイント増の81.2%と過去最高の数値となった。

 また、コードシェアで提携している航空会社からの収入も51%増となっており、特にEYが29.21%の株式を持つエアベルリン(AB)グループからの収入は、四半期のみで年間予想を上回ったという。

 EYでは、コードシェア、他社の株式保有、自社運航便の増加を成長戦略の柱と位置づけているところで、コードシェアの提携先は38社を数える。ABのほかにもエアセイシェル(HM)は40%、ヴァージン・オーストラリア(DJ)は10%の株式を取得済みで、いずれも好調な業績に貢献しているという。