JTBグループのICSコンベンションデザイン（ICS）はこのほど、ビジネス商談会向けのマッチングシステム「ICSビジネスマッチング・システム」を開発した。10月10日から開催される「BioJapan2012」で運用を開始する。

　同システムの特徴は、企業同士のスケジュールをシステムが自動調整して、効率的に商談会のセンティングをすること。また、事前に興味のある分野や技術、サービスなどの内容を登録すると、それらを備えた企業が登録するたびに担当者に連絡する機能も用意し、商談機会を逃さない工夫をしたという。

　今回、BioJapan2012で運用するシステムは、オープンイノベーションが進む新薬開発の分野で重要な役割を担う欧米のバイオイベントに着目し、バイオイベントのマッチングシステムに適うユーザビリティの高いシステムとして開発。3日間で3000件という、同イベントで過去最高のミーティング数となる見通しだ。

　今後ICSでは、2013年1月の国際ナノテク総合展や、InterAqua2013国際水ソリューション総合展、Smart Enegy Japan2013など12の主催展示会で、同システムを活用していく予定だ。