郵船クルーズ、飛鳥IIの14年世界クルーズ決定、新割引制度も
郵船クルーズはこのほど、飛鳥IIの2014年世界一周クルーズのスケジュールと料金を発表した。2014年はオーストラリア、アフリカ、ユーラシア、北米、南米の5大陸を112日間かけてめぐる計画で、同社によると飛鳥クルーズ史上最大のスケールだという。
初寄港地はインドネシアのコモド島、オーストラリアのフリーマントル、フランスのシェルブール、ポーランドのグディニア、ドミニカ共和国のサントドミンゴの5港。日本を出国後、コモド島経由で西オーストラリア、インド洋をめぐる航路は飛鳥IIでは初めてだ。
このほか、ケープタウンやカナリア諸島最大の島であるテネリフェ、サンクトペテルブルク、タリン、ストックホルム、レイキャビク、ニューヨーク、コロンビアのカタルヘナ、パナマ運河、サンフランシスコ、ホノルルなどを訪問する。また、飛鳥IIを一度下船して陸路、空路で移動するランドツアーとして、グリーンランド、マチュピチュ、ビクトリアフォールズ、スイス名峰群などを訪問するコースも計画中だ。
また、全区間乗船者には特典を用意。1名あたり10万円分の船上クーポンや、コモド島での招待ツアー、ストックホルム市庁舎でのノーベルディナー、特製オリジナルトートバッグ、ロゴ入り特製バゲージタグ、世界地図帳の6種類の特典をプレゼントする。
今回のクルーズでは早期全額支払割引を新設。2013年3月31日までに申し込み、旅行代金を全額入金する場合は早期申込割引料金からさらに2%割引する。なお、早期申込割引は2013年9月31日までの申し込みが対象だ。
航海スケジュールは横浜発着のAコースが3月12日から7月1日まで、神戸発着のBコースが3月13日から7月2日まで。クルーズ代金は、例えばKステートの場合、通常代金で493万円、早期申込割引で440万円、早期全額支払割引で431万2000円とした。