ベトナム・ハノイ、2012年9月の「ハノイ・ノイバイ空港」タクシー事情
ベトナムの首都 ハノイの玄関「ノイバイ国際空港」。
同空港のタクシー事情について、2012年9月現在の状況をお伝えいたします。
同空港では近年、到着ロビーで声をかけてくる白タクグループが問題となっておりましたが、この白タク対策として、到着ロビーに出る前、ターンテーブル付近に「タクシーカウンター」を設置しております。
以前からある「Airport Taxi」、「NoiBai Taxi」、「Viet Thanh」、「Dai Nam」の4社に「Venus Taxi」と「Mai Linh」の2社が加わり、現在6社のカウンターがあります。
※国際線の到着ロビーにも、同様のカウンターがあります。
このカウンターにてタクシーチケットが購入できる訳ではありません。カウンターでは料金が記載されたそれぞれのタクシー会社のカード(名刺大)を渡され、それを持ってタクシー乗り場に行きなさいという指示があるだけです。(料金はこれまで同様、運転手に直接支払います。)
営業努力をしているタクシー会社は、確実に自社のタクシーに乗ってもらえるよう首から下げるカードホルダーを渡したりしている反面、中には係員がいないカウンターも。それでもこのカウンターが出来たことで、少しは白タク被害防止に役立っている模様です。
タクシー乗り場の場所は今までと変わりませんが、タクシー会社が6社に増えた分、だいぶ中央付近まで乗り場が延びています。
なお空港から市内までの現在の料金は、セダンタイプが33万ドン(=約US$16)に固定されております。
競争が激しくなった分、各タクシー会社の配車スタッフはお客様を確保するために頑張っているようです。
ベトナムという国の玄関口にふさわしい位にサービスがよくなり、外国のお客様に良い印象を持ってもらえる日も近いかもしれません。
(情報発信元: ウェンディーツアー ベトナム)