プリンセス・クルーズ、次世代船にシー・ウォークなど新施設
プリンセス・クルーズは2013年6月に就航する新造船「ロイヤル・プリンセス」のトップデッキに設置する新設備の概要を発表した。
新設備は、ガラス張りの回廊「シー・ウォーク」、2つのプールが設置されている「プール・エリア」、屋外の巨大スクリーン「ムービーズ・アンダー・ザ・スター」など。シー・ウォークは右舷側から8.5メートルほど海に突き出たアーチ型で、会場からの高さは約40メートル。操舵室には海の状態を確認するために一部の床をガラス張りにしているが、このシー・ウォークで乗客もその体験ができるようになった。一方、左舷側には「シー・ビュー・バー」を設置している。
このほか、プール・エリアの2つのプールの間には、アイランド・エリアを設置。寄港地をイメージした音楽の生演奏や水と光のショーなどの様々なイベントを実施する。
なお、ロイヤル・プリンセスは総トン数14万1000トン、乗客客員3600人、海側は全てバルコニー付客室だ。プリンセス・クルーズで最大の大きさの客船で、次世代を担う新しい船として建造中。2013年6月16日に「イベリア半島への処女航海」で初就航し、夏は地中海とエーゲ海、秋から2014年春にはカリブ海クルーズに配船する。