レイルヨーロッパ、上期2ケタ成長、プロモーション奏功
レイルヨーロッパによると、2012年上半期の実績は売上高が前年比21%増、乗客数は23%増と堅調に推移している。7月までの売上高は1億3300万ユーロで、年末には2億ユーロを上回る見込みだ。2010年、2011年の2年連続で過去最高益を計上しており、レイルヨーロッパでは今後もさらに売上げが向上する可能性を示している。
好成績となった要因の1つとして、「レイルヨーロッパ17周年プロモーション」や「サマープロモーション」などのプロモーションの成功をあげる。今年11月にも新たなプロモーションを実施する予定だ。
さらに2012年下半期には、ドイチェ・バーン(ドイツ鉄道)とトレニタリア(イタリア鉄道)と、予約システムの直接連携を予定している。これによりドイツ国内とイタリア国内のみ販売されていたチケットも、旅行会社やレイルヨーロッパの利用者が購入できるようになる。また、列車の空席状況や料金のリアルタイムでの確認や、Eチケットなどの機能も利用可能になる。