日本旅行グループのほっとバス、北海道の終着駅探訪コース発売
日本旅行グループの日本旅行北海道とジェイアール北海道バスが共同出資した「北海道オプショナルツアーズ」(ほっとバス)は10月1日、北海道各地の終着駅を訪ねる「終着駅探訪」シリーズ4コースを発売した。北海道観光の閑散期である11月にテーマ性ある旅を設定し、新しい旅のスタイルを提案する。
プランではそれぞれの下車地で「自分なりの旅」を参加者に楽しんでもらうというコンセプトのもと、昼食やイベントを設定せず、下車場所でゆっくり時間をとった。ターゲットは鉄道に少し興味がある初心者や女性、ファミリー層を想定しているという。
コースは11月3日出発で「SL館」の見学などができる「2635Dで行く夕張駅」、11月10日出発で「三笠鉄道記念館」を期間外に見学できる「5425Dで行く新十津川駅」、11月17日出発で高倉健さんが主演した映画「駅 STATION」の舞台となった増毛を訪れる「5921Dで行く増毛駅」、11月23日出発で牧場の風景が楽しめる「絵笛」や海沿いの「大狩部」を通る「2227Dで行く様似駅」の4コース。今後は商品の反応を踏まえ、室蘭や函館、江差、根室などのコースの造成も検討していく。
旅行代金は1名当たり4800円で、3歳から12歳は3800円。予約は電話予約やウェブサイトで受け付ける。最少催行人数は15名とした。