舞若道全通控え観光強化 福井県が大阪で商談会
福井県観光連盟(勝木健俊会長)は9月11日、大阪市北区のホテルグランヴィア大阪で観光商談会を開いた。旅行会社に観光素材を紹介、商品造成を呼びかけた。
この日は大手や新聞社系旅行会社などから22社、約40人が出席。現地からはほぼ県内全域から自治体や宿泊・観光施設関係者が参加し、旅行会社ごとに設けたブースをまわって、秋冬の旬の味覚や体験、伝統など地域の売りをアピールした。
商談会前には県から、2014年の舞鶴若狭自動車道全線開通を見据えた観光施策をプレゼンテーション。敦賀まで開通することで関西圏と環状高速道ネットワークが完成し、一層の誘客が期待されており、永平寺門前やあわら温泉などの景観整備や、福井の食の魅力発信、2次交通の整備など注力しているポイントを紹介した。
同連盟の前田健二副会長(あわら温泉・美松)はあいさつで「舞鶴若狭道開通に加え、北陸新幹線金沢開業も近づき、福井はチャンスを迎えます。新たな取り組みも多く、ぜひ福井に注目を」と話していた。
情報提供:トラベルニュース社