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オーストラリア、「イチオシ」第二段階、上質な旅アピールへ

  • 2012年9月30日

オーストラリア政府資源エネルギー・観光大臣のマーティン・ファーガソン氏、オーストラリアPR大使の柴俊夫さん、同エリカ・アンギャルさん、TA日本局長の堀和典氏 オーストラリア政府観光局(TA)はこのほど、「私のイチオシ キャンペーン」の第二フェーズを開始した。同キャンペーンは「こんな体験したことある?オーストラリア」をタグラインとし、2010年9月に第一フェーズを開始したもの。第二フェーズの発表会でオーストラリア政府資源エネルギー・観光大臣のマーティン・ファーガソン氏は、「オーストラリアの、世界でもベストな体験をピーアールし、オーストラリアが日本人に選ばれるデスティネーションとなるよう努力を強化していく」と強調した。

 第一フェーズでは、旅行者の実体験に基づいた口コミ情報を活用し、オーストラリア特有のユニークな体験をアピールしたが、第二フェーズでは新たに制作したキャンペーン・フィルムと画像を用い、「上質な旅」(TA日本局長の堀和典氏)を訴求する。ターゲットは引き続き「30代から50代で年に一度は海外旅行に行く、比較的ゆとりのある層」(堀氏)。

 キャンペーン・フィルムはオーストラリア各地の風景や体験を盛り込んだもので、90秒、30秒、3分など複数のバージョンを用意し、TA公式ウェブサイトやテレビCM、YouTube、航空会社や旅行会社のウェブサイトに掲載。加えて、10月1日からは東京と大阪の旅行会社店舗でオーストラリアフェアを開催し、店頭でもフィルムを放映する。

 また、第二フェーズではソーシャルメディアに注力する計画で、10月7日からは関東と関西でテレビ番組と連動した取り組みを実施。12月までの3ヶ月間、毎週日曜日に“夫が妻の笑顔を見るためにプロデュースした特別な旅”をテーマとしたミニ番組“おーすとりっぷ”を放映。同時に、TA公式Facebookページで番組で紹介した地域や撮影秘話などを紹介し、ロケ地にちなんだグッズをプレゼントするキャンペーンもおこなう。

 さらに、10月5日には「あなたのイチオシ オーストラリア」と題して写真投稿キャンペーンも開催。投稿された写真をFacebookやTwitterなどで簡単に共有できる仕組みをつくるという。

 なお、オーストラリア政府ではアジア市場向けに用意する追加予算を投じる計画で、ファーガソン氏は追加予算がアジアからの座席供給量増加も目的としていると説明。「日本の航空会社と緊密に連携し、航空路線網の拡充に務めていく」と語った。

※訂正案内(9月27日10時20分 編集部)
訂正箇所:最終段落
誤: なお、今回のキャンペーンはオーストラリア政府がアジア市場向けに用意する追加予算を投じるもの。ファーガソン氏は追加予算がアジアからの座席供給量増加も目的としていると説明し、「日本の航空会社と緊密に連携し、航空路線網の拡充に務めていく」と語った。
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正: なお、オーストラリア政府ではアジア市場向けに用意する追加予算を投じる計画で、ファーガソン氏は追加予算がアジアからの座席供給量増加も目的としていると説明。「日本の航空会社と緊密に連携し、航空路線網の拡充に務めていく」と語った。