JTB、訪日医療観光強化、徳洲会の病院に拠点開設

  • 2012年9月27日

 ジェーティービー(JTB)グループは徳州会グループと業務提携し、徳洲会が湘南鎌倉総合病院内に設置する「国際医療支援室」を拠点に外国人患者の受け入れを強化する。同病院は徳洲会グループの基幹病院の一つで、支援室には徳洲会担当者とJTBのスタッフが常駐。患者と付添人の訪日サポート、医療通訳の手配などのサービスを提供し、2013年度に1000名の外国人患者受け入れを見込む。

 支援室では、患者と付添人の日本入国前から帰国までのサポートや、医療通訳などの手配、医療滞在ビザの身元保証などを1つの窓口で対応する。周辺業務サポートは、JTBの国際医療サポート専門部署「ジャパン・メディカル&ヘルスツーリズムセンター」のスタッフ、渡航関連の手配業務サポートはJTB法人東京のスタッフがそれぞれ常駐しておこなう。