天橋立の秋彩る「丹後きものまつり」、今年は10月14日 京都府丹後
今年も丹後ちりめんの郷にこの季節がやってきた-。京都府丹後の秋を彩る風物詩的イベント「丹後きものまつり」が今年は10月14日に開かれる。丹後織物工業組合の安田智幸さん、宮津市産業振興室商工観光係の梅﨑紀子さん、第16代プリンセス天橋立の入柿友香さん、着物コンサルタントの谷康子さんが9月5日、トラベルニュース社大阪本社を訪れ、まつりへの参加を呼びかけた。
まつりは今年で13回目。宮津市の日本三景・天橋立周辺に、艶やかな着物に身を包んだ参加者が集い、独特の華やぎをみせる。1千人もの着物姿と風光明媚な秋の天橋立の調和はなんとも情緒的で、それだけで観光素材といえるほど。観光客にも人気が高く、梅﨑さんは「松並木に和装はぴったり。参加者全員が被写体です」。
当日は、海外旅行や着物などが当たる恒例の大抽選会や、丹後ちりめんのファッションショーなど多彩な催しを展開。参加者には野点や人力車、天橋立運河巡り観光船の無料利用など様々な特典が用意されている。今年は手機織りやネイル、書道などが体験できるワークショップも企画した。
参加者は10月1日までで募集中。定員は1200人で、参加料は無料。着物姿での参加が条件で、ハガキやホームページなどで受け付ける。谷さんは「毎年参加されるリピーターの方も増えてきました。無料の着付けや、着物のレンタル(5千円)もあるので、気軽に参加できます。世界に誇る日本の着物文化を体験してほしいですね」。
入柿さんは「着物を着る機会は多くないのでチャンスですよね。華やかな衣装に包まれた秋の一日を多くの世代に楽しんでほしいです」。梅﨑さんは「着物で歩くと背筋が伸びるようで気分も一新されます。景色も美しく、この機会に丹後一帯の観光もぜひ」。
参加申し込み、詳細は丹後織物工業組合のホームページ(http://www.tanko.or.jp)へ。
情報提供:トラベルニュース社