JTB、訪日客向けに「エヴァ」の箱根観光アプリ開発
JTBコミュニケーションズは9月10日、訪日外国人向けの箱根町の観光地図アプリ「HAKONE Instrumentality MAP」を発売した。これは海外でも人気のアニメ「エヴァンゲリヲン」の舞台である架空都市「第3新東京市(神奈川県足柄下郡箱根町)」を、現代の地図上に再現したもの。訪日観光客の促進と箱根町の観光振興、地域活性化を目的に、日本政府観光局(JNTO)と箱根町観光協会の協力のもと開発した。
アプリでは箱根町の地図と観光案内を写真入りで紹介するほか、「エヴァンゲリヲン」に登場する設定シーンを、実際の箱根町の場所とリンクさせて表示する。また「第3新東京市」の地図ではGPS機能と連動して現在地を表示することで、臨場感を持って作品の世界観を体験できるようにした。あわせて作品中のキャラクターである「綾波レイ」と「アスカ・ラングレー」の描き下ろし特典画像も用意した。
料金は3.99米ドルで、日本円価格は450円。ダウンロード期間は9月10日から2013年3月31日だが、リリース期間は延長する場合もある。APP Storeで販売。アンドロイド版の発売予定はない。