日本旅行、青森の鉄道資源でモニターツアー-「鉄研」割引も
日本旅行鉄道はこのほど、青森県地域の鉄道資源と魅力を発信する事業の一環としてモニターツアー「青森保存鉄道紀行」の販売を開始した。すでに廃止となっている「十和田観光電鉄」「南部縦貫鉄道」「下北交通」の懐かしい車両を見に行くほか、「青い森鉄道」向山駅の「向山ミュージアム」では、鉄道を活用した地域活性化などをテーマにシンポジウムも開催する。
ツアーは、ブルートレイン「あけぼの」で出発するプランと、E5系「はやて」で出発するプランの2種類を用意。あけぼのプランは10月19日から2泊3日間、はやてプランは10月20日から1泊2日間。旅行代金はあけぼのプランが5万2800円から、はやてプランが4万7800円から。また、学校の「鉄道研究会」などに所属する人が1つのグループとして申し込む場合を対象に、1校あたり2万円の割引を先着5校まで設定している。募集人数は各プラン20名の計40名。
なお、今回のモニターツアーは、日本旅行社内で一昨年に発足し、鉄道商品の企画などに取り組んでいる「鉄道プロジェクト」が担当。シンポジウムのパネルトークでは、鉄道プロジェクトに参加する瀬端浩之氏がコーディネーターを務める。