長野県、観光ビジョン策定へ 大阪でヒアリング実施

 長野県が、2013年度から5年間にわたる観光振興基本計画を策定する。人口減少や観光スタイルの多様化とともに北陸新幹線の延伸などを控え、観光の将来ビジョンを具体化させる。8月7日には大阪市内のホテルに、近畿地区の県人会幹部や旅行会社、マスコミ関係者を招きヒアリングを行った。

 出席者からは、長野県は広く地域が一体になれない、旅行会社の手配などにワンストップで対応する機能が必要、入り込み人数とは異なる地域経済への寄与度を測る指標づくりなどの指摘があった。また、自然環境など売り出しポイントの明確性を求める意見も。

 県観光部の野池明登部長は「今日いただいた意見も参考にして今年度中に策定したい」とした。

 

情報提供:トラベルニュース社