全日空、ラウンジでデジタルコンテンツ提供、日本ユニシスと

  • 2012年9月6日

 全日空(NH)と日本ユニシスは9月10日から、伊丹空港のANAラウンジで利用者にデジタルコンテンツを提供するサービスを開始する。このサービスはラウンジ内で接続可能なポータルサイトを通じて、ニュースや雑誌、NHの発行誌などの情報をデジタルコンテンツとして提供するもの。

 利用客は、自身のパソコンやタブレット端末、スマートフォンなどから、ラウンジのWiFiを利用してポータルサイトに接続。コンテンツは、東洋経済新報社や世界文化社、JTBパブリッシング、枻出版社、自由人などの出版社のほか、共同通信デジタル、ALBA、東京証券取引所などの情報を閲覧できる。また、一部のコンテンツはダウンロードができ、ラウンジ外でも利用可能とした。

 NHは空港ラウンジを「ワンランク上のサービス空間」と位置づけてサービス改善に向けて全国のラウンジ刷新に取り組んでおり、今回の新サービスはラウンジ内でのサービス充実をねらったもの。2012年度内には羽田空港と成田空港でも同様のサービスを開始する予定だ。