KNT、修学旅行に「安全パック」、ネット活用新サービス

  • 2012年9月3日

 近畿日本ツーリスト(KNT)はオンキヨーと共同で9月中旬から、修学旅行中に災害が発生した場合のリスクマネジメントサービス「修学旅行 安全確認パック」を販売する。これは、災害発生時に学校が一斉同報メール、Twitter、衛星携帯電話などのツールを活用することで、生徒の被災状況などを確認し、保護者に情報を伝達できるようにするもの。

 サービスは、一斉同報メールによる保護者との連絡網、Twitterとの連動による生徒の現状の発信機能に加え、Twitterの新着情報の管理などが可能な専用ウェブページを用意。また、衛星携帯電話はオプションとして提供する。いずれもインターネットや衛星携帯電話を利用するサービスであることから、基本的には国内、海外ともに利用が可能。ただし、ネット環境が悪い国や衛星携帯電話がつながらない場合は提供できないこともあるという。

 なお、料金は修学旅行の参加生徒数に応じて選んだプラン単価を適用する。例えば、生徒180名で基本プランと衛星携帯電話レンタルセットプランを選んだ場合は生徒1人あたり800円で、別途、初期設定費用として1万5000円を請求する。学校や学年ごとの年間プランも用意している。