マウイ郡から郡長と観光トップ来日、ビジネス面で交流拡大も
マウイ、モロカイ、ラナイなどの島々で構成されるマウイ郡から、郡長のアラン・アラカワ氏やマウイ観光局エグゼクティブ・ディレクターのテリル・ヴェンセル氏が経済開発使節団として来日した。8月29日に都内で旅行業界向けに開催したレセプションの場でアラカワ氏は、本誌らの取材に対してマウイ郡がレジャーだけでなく、インセンティブやコンベンション、ミーティングといった需要にも対応可能である点をアピールした。
また、今回の使節団ではスマートグリッドなど電力関係の経済開発について企業と会合を持ったほか、草花や農産物に関する大学との連携についても活動。さらに、姉妹都市である広島県福山市も訪れており、こうした活動がレジャーを含む交流人口の拡大につながるとの考えだ。
なお、ヴェンセル氏はしばらくの間、日本市場で積極的な活動ができていなかったとした上で、今後は取り組みを強化していきたいと説明。その上で、マウイ、モラカイ、ラナイの3島について、米国本土向けに展開しているマーケティング戦略を改めて説明した(関連記事参照、リンク)。