ピーチ、国内線搭乗者数50万人突破、国際線は8.2万人に-平均推計7割超
ピーチ・アビエーション(MM)によると、8月27日に国内線の搭乗者数の累計が50万人を超えた。MMは3月1日に関空/札幌線、福岡線に就航。その後、3月25日に関空/長崎線、4月1日に関空/鹿児島線を開設した。現在は、札幌線が1日4便、福岡線が1日3便、長崎線は1日2便、鹿児島線は1日2便運航しており、各路線とも就航後に運休・欠航がなかったとして計算すると、国内線全線の平均搭乗率は74.7%となる(弊誌推計値)。
一方、国際線の累計搭乗者数は約8万2000人。国際線は5月8日に関空/ソウル線に1日1便で就航し、6月23日には同路線を1日3便に増便。7月1日には香港線を1日1便で開設した。同様に、就航後の運休・欠航がなかったとして推計した場合、国際線全線の平均搭乗率は76.4%となる。
MM代表取締役CEOの井上慎一氏は国内線が就航後半年で50万人を超えたことに対して「大変喜ばしい」とコメント。「初めて飛行機に乗ったお客様や今まで飛行機をほとんど利用しなかった世代の方にもご利用いただいており、潜在需要の大きさを実感している」という。MMは10月に沖縄線と台湾線の就航を予定しており、井上氏は「さらに路線を拡大し、皆さまから愛される航空会社となれるよう、お客様の声をいただきながら成長していきたい」とコメントした。