ヒルトン東京、職業体験など若者支援プログラム実施-被災地支援で

  • 2012年8月9日

 ヒルトン東京は8月17日から、イスラエルのNGO団体であるIsraAIDと東日本大震災復興支援財団とともに、震災で被災した若者を招待し、5日間の職業体験と英会話や自己開発トレーニングなどを提供する若者支援プログラム「スキル&リーダーシップ プログラム」を開始する。

 参加者は、東日本大震災復興支援財団がおこなう高校生対象給付型奨学金「まなべる基金」の奨学生10名。プログラム期間中の滞在先はヒルトンホテル東京で、食費、滞在費、交通費はヒルトン東京と東日本大震災復興支援財団が負担する。

 プログラムでは、ホテルスタッフによるサービスパーソンとしての心構えや、サービスの基礎トレーニング、英会話のトレーニングを実施。学生1名につきホテルスタッフ1名がサポートに付き、ホテル内のハウスキーピング、キッチン、レストラン、フロント部門で実習や実際に接客をおこなう。また、IsraAIDによるコミュニケーション能力や自己開発、社会性の育成などを目的としたトレーニングも実施し、最終日には受講証明書を授与する。

 なお、ヒルトン東京、IsraAID、東日本大震災復興支援財団では、今後も定期的にプログラムを実施する予定だ。