日旅、オーストリアに「大坂図屏風」訪ねる旅、歴史好き向けに

  • 2012年8月7日

 日本旅行は、大阪城とオーストリア、エッゲンベルグ城の有効城郭提携3周年を記念し、「大坂図屏風を訊ねる旅 ハプスブルグ帝国の古都オーストリア・グラーツ」を発売した。歴史に興味のあるアクティブシニア層や「歴女」と呼ばれる歴史好きの若年女性層をターゲットに設定。最少催行人数は30名とした。

 ツアーでは、2006年10月にグラーツのエッゲンベルグ城で発見された、豊臣時代の大阪の街並みを描いた金屏風絵「大坂図屏風」を見学。大阪城天守閣研究主幹の北川央氏が同行し、なぜグラーツにあるのか、どうやって海を渡ったのかなどの疑問を解説する。そのほか、グラーツの市内観光や郊外の城やワイナリー訪問、世界遺産のセンメリング鉄道に乗車する時間も設けた。

 設定日は2012年10月16日から10月22日の7日間で、旅行代金はエミレーツ航空(EK)エコノミークラス、2名1室利用の場合、大人1名27万9000円。燃油サーチャージは別途徴収する。申込締切日は8月31日とした。