ジャルパック、ファミリージェット好調、「アウラニ・ディズニー」効果で
ジャルパックによると、家族専用機「ファミリージェット」を活用したハワイ商品の予約が好調だ。4年目の今年は8月11日、15日限定で、ボーイングB767型機で2本運航する。ジャルパック広報室によると、8月6日現在、予約状況は当初目標の400名を大幅に超えており、1号機は満席の220名、2号機も217名の予約があり、残り3席で完売だという。
今年は8月11日出発分を、ディズニーが運営する「アウラニ・ディズニー・リゾート&スパ」に滞在するコースとしたため「宿泊施設にアウラニを使う」という話題性から、反応が例年より早く、予約が早期化したという。コースでは到着時にホテル内のバンケットを貸し切りブッフェランチを提供するとともに、キャラクターによるグリーティングの機会を設けた。さらに、隠れミッキー探し、キャラクターとのフォトセッションも用意し、ディズニーらしさを打ち出している。
また、ファミリージェットへの認知度が年々高まっていることや、震災からの旅行需要の回復も好調の一因と見る。さらに、ジャルパックでは、ディズニー関連の雑誌などに広告を掲載し、家族向けイベントで販促用のチラシやパンフレットを設置するなどで認知向上をはかった。公式ウェブサイトでは前年のツアーの様子を動画で掲載し、よりイメージを伝わりやすくしたという。旅行会社に対しても販売を呼びかけており、こうした活動も予約の増加につながったとの考えだ。