楽天トラベル、2Qの取扱高は15.1%増-夏の早期予約好調

  • 2012年8月6日

 楽天トラベルの2012年12月期第2四半期(2012年4月1日~6月30日)決算で、予約流通総額(取扱高※)は前年比15.1%増の1197億円となった。同期間の楽天の連結業績のうち、楽天トラベル単体の業績は、国内バスサービスや海外拠点を含めて売上高が26.2%増の72億2700万円、営業利益が32.8%増の29億2400万円。ダイナミックパッケージの販売が好調だったほか、第1四半期にシンガポールに東南アジア初の現地法人を設立するなど、海外事業を強化したことが増加の一因となった。

 また、6月上旬に実施した楽天スーパーセールなどによる夏の早期予約への取り込みが奏功し、2012年7月18日から8月31日までの予約は、国内旅行が36.9%増、海外ダイナミックパッケージが44.3%増と増加。海外では例年と同様サイパンやグアムが好調だったほか、タイが38%増と大幅な伸びを示した。

※予約受付時の取扱額の総額(キャンセル前)。国内・海外の宿泊施設や航空券、楽天バスサービス、国内・海外のダイナミックパッケージ、レンタカー、ペットホテルが対象

▽訂正案内(8月7日10時50分 編集部)
訂正箇所:第1文
誤:2012年12月期第2四半期(2012年1月1日~6月30日)決算で・・・

正:2012年12月期第2四半期(2012年4月1日~6月30日)決算で・・・