ブラジル側「イグアスの滝国立公園」車両進入禁止、及び同措置に伴う影響

  • 2012年8月3日

 2012年8月01日より、ブラジル側「イグアスの滝国立公園」への車両進入が禁止となりました。

 これは一部環境保護団体の訴えを認めたことによるもので、これによりセダン、バン、バス等を問わず一切の車両が進入禁止となり、公園内は管理団体の運営するシャトルバスのみが通行可能となっております。

 この措置を受け、同公園を訪れる旅行者は、公園の入口でシャトルバスに乗り換え、遊歩道のスタート地点で下車頂くことになります。(シャトルバス運行時間: 09:00~17:00、不定期運行)
尚、公園内に位置するホテル「DAS CATARATAS」にご宿泊のお客様は、ホテル提供のミニバスにより、公園内を24時間通行することが可能です。

 一方、現地時間 8月01日には、この措置に反対する観光業者やバス会社等が公園入口にてデモを行いました。同日中に当局より前向きな回答が示されない場合、現地時間8月02日に、デモ参加者の一部が公園入口の道路封鎖を行うと発表しております。

 デモ参加者によって公園入口が封鎖された場合、ブラジル側の滝観光は不可となります。

 現地時間8月02日の状況は、当局の対応次第となるため現時点では入口封鎖の実施は確定ではありませんが、近日中にブラジル側のイグアスの滝国立公園を訪問予定の方は注意が必要です。

 最悪の場合、イグアスの滝観光(ブラジル側)が出来なくなる可能性もありますので、ご旅行をご予定の方はご注意ください。


情報提供:株式会社ラティーノ日本海外ツアーオペレーター協会