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デルタ、羽田/シアトル線に意欲、デトロイト線振り替えで

  • 2012年8月1日
DLのB747-400型機

 デルタ航空(DL)は7月30日、米国運輸省(DOT)に対して、羽田/デトロイト線で使用している発着枠の羽田/シアトル線への振り替えについて許可を求めた。羽田/米国線は羽田空港再国際化にあたり発着枠が1日4便に限定される中で、DLを含む米系各社が路線を申請。DLはロサンゼルス、デトロイト、シアトル、ホノルルの4路線のうち、ロサンゼルスとデトロイトへの就航が認められていた。

 DLは今回の申請の中で、就航前の段階ではシアトル線よりもデトロイト線の方が需要が大きいと予測されていたが、就航後に米国東海岸線は西海岸線と比較して伸び悩む傾向が判明したと説明。

 これに対して、シアトルは羽田からの路線のない都市としては東京/米国間で最大の需要が見込める市場であるとし、西海岸であることから羽田の発着枠が深夜早朝に限定されていてもより魅力的で消費者が使いやすいスケジュールを組めるとアピール。また、アラスカ航空(AS)とのコードシェア運航を含めた接続便により、多数の米国内都市に、遠回りせずに便利に移動できるようになると強調した。


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