エティハド、エアリンガスとコードシェア-更なる提携深化も
エティハド航空(EY)とアイルランドのエアリンガス(EI)はこのほど、インターラインとコードシェア契約を締結した。EYはさきごろにEI株式の2.987%を取得しており、今回の契約はこれに続くもの。
今回の合意では、EIの運航するダブリンとマンチェスター、ヒースロー、アイルランド内都市、ブリテン諸島、チャネル諸島、ポルトガル、オランダ、米国への便にEYが便名を付与。また、EIはEYのアブダビ/ダブリン線に便名を付与し、アブダビ以遠のオーストラリア、アジア太平洋、インド亜大陸、中東地区の市場にアクセスできるようにする。
コードシェア運航は9月15日に開始予定で、航空券はすでに販売を開始した。ただし、一部の路線は関係機関の承認待ちの状態という。
なお、EYはコードシェアと株式取得、自社の路線拡大の3つを拡大戦略の柱に据えており、EIのほかに世界35社とコードシェア契約を結んでいるところ。EIとも、共同購入などの分野でより関係を深化させるため、引き続き話し合いを継続するという。