ハワイアン航空（HA）は2013年3月14日から、ホノルル／オークランド線を週3便で就航する。HAの国際線定期便では8番目の就航地となる。機材はボーイングB767‐300ER型を使用。座席数はビジネスクラス18席、エコノミークラス240席の合計264席となり、年間4万席以上を提供することになる。

　HAの調査によると、多くの直行便が就航していた1999年と比べると、ニュージーランドからの訪問者数は30％減少している。しかし2011年、ニュージーランド人旅行者は南太平洋とアジア地域に100万回以上訪問したという。今回の就航により、ニュージーランドからホノルルおよびマウイ島、カウアイ島、ハワイ島などの隣島、さらにホノルルを経由してロサンゼルス、ラスベガス、ニューヨークをはじめとする米本土11ヶ所への乗継が可能だ。HAでは、ニュージーランドをマーケティング活用の重要な市場ととらえており、ハワイ経由の渡航プランが可能なことが予約数を増やす大きな要因となると期待している。