デルタ航空、太平洋路線のイールド8%上昇、第3四半期も高採算見込む

  • 2012年8月2日

 デルタ航空(DL)の2012年第2四半期(2012年4月~6月)の業績で、太平洋路線の旅客収益が前年比20%増の8億6000万米ドルとなった。これは全方面で最も高い伸び率となる。イールドが8%増となり、旅客単位収益(PRASM)が9%増。輸送容量は10%増で、これは全方面で唯一の増加となる。全体(連結)では旅客収益が7%増の84億5100万米ドルで、イールドは7%増、PRASMは8%増となった。主要方面の大西洋路線は、旅客収益が1%増の15億8400万米ドル、イールドは7%増、PRASMは9%増となった。全方面のロードファクターは85.1%だった。

 第2四半期の特別項目を除く純利益は5億8600万米ドル、未済燃料ヘッジの評価替え調整その他の特別項目を加えると、DLのGAAPに基づく四半期純損失は1億6800万ドルだった。DLの単位収益は8.5%増となり、15ヶ月連続で業界水準を上回った。

 DLでは第3四半期(7月~9月期)の営業利益率についても、10%から12%になると見込んでいる。