ユーロスター、「クワイエット車両」導入、静かな車内環境提供
レイルヨーロッパによると、ユーロスターが9月11日から「クワイエット車両」を導入する。携帯電話をサイレントモードに設定し、通話する際はデッキに移動する、音楽やビデオ鑑賞は音漏れに注意する、同乗者との会話はできるだけ静かに、といった点を乗客に求める車両で、静かな車内環境でリラックスしたい人や仕事に集中したい人の利用を見込む。
1編成のうち8号車と11号車が「クワイエット車両」で、ビジネスプレミアとスタンダードプレミアの座席クラスが対象。すでに予約受付も開始しており、追加料金は発生しない。予約時に「クワイエット車両」を希望する旨を伝えれば予約可能だ。
なお、ロンドン/ディズニーリゾート・パリ線と、季節運行のアヴィニョンやフレンチアルプスへの乗り入れ便には基本的に導入しないという。