中部、栄・伏見地区リムジンバス運行へ、10月からまずは3ヶ月

  • 2012年7月25日

 中部国際空港によると、名鉄バスが10月1日、空港と名古屋市内の栄・伏見地区のホテルを結ぶ直行リムジンバスの運行を開始する。訪日外国人旅行者のFIT化が進む中で、交通手段の多様化による利便性向上をねらったものという。需要動向を探るため、まずは3ヶ月間試験的に実施する。

 運賃は1000円で、市内の停留所は名古屋観光ホテル、錦通本町、名古屋東急ホテル。所要時間は片道約60分だ。

 なお、中部国際空港では、今回のリムジンバス運行は中部地域と同空港が共同で推進している、「昇龍道プロジェクト」が目的とする「訪日外国人の受入環境の整備・充実」に貢献するものとし、サービスの定着と充実に協力していく方針だ。