ユナイテッド航空、9月にB787の1号機、今年中に5機受領へ
ユナイテッド航空(UA)は7月9日、ボーイングB787型機 の導入スケジュールと特別塗装デザインを発表した。UAはB787の北米におけるローンチカスタマーであり、合計50機を確定発注している。2019年までに順次受領する計画で、今年9月後半に1号機を受領する予定だ。2012年度中には5機を受領し、定期路線に導入していく。
現在内装作業を実施している1号機の座席数は、 ビジネスクラス36席、プレミアムエコノミー72席、エコノミークラス111席の219席となっている。客室内では機内照明の改良、頭上収納棚の拡大、客室与圧の軽減、換気システムの強化などを実施。機内エンターテイメント・システムも一新した。
同機材は同じサイズの従来機と比べ航続距離が30%、燃料効率が20%向上している。同時に離着陸時の大気汚染と騒音の減少により、来春開設予定の成田/デンバー線など、従来不可能であった都市に直行便を開設することが可能となったという。