ジャルパック、国内は周遊型商品を増強-東京やTDRの商品強化
ジャルパックは国内旅行商品を設定し、7月27日から順次販売を開始する。国内商品では、航空券とホテルがセットの商品だけでない「旅」を提案するというコンセプトのもと、周遊型商品やオプショナルツアーの充実をはかる。さらに、JALグループの強みを活かした商品を設定した。
周遊型商品では、観光タクシーや専用バスなどと組み合わせた商品を用意。東北方面では初めて周遊型コースとして青森周遊観光プランを用意した。また、北海道で犬ぞり体験を初設定するなど、オプショナルツアーを増強した。
方面別では、東京や東京ディズニーリゾートに焦点を当てた商品を強化。日本航空(JL)が東京スカイツリーや東京ディズニーリゾートのオフィシャルエアラインであることを強みに、ジャルパックならではのプランを設定した。
「東京ストーリー+横浜」商品では、スカイツリー展望デッキ入場券購入者に対し、羽田からスカイツリーへのシャトルバスを100円で提供する。さらに、羽田空港のバックヤードツアーも新たに用意した。また、東京ディズニーリゾートでは、パーク内をガイドと巡るプライベートツアーを新たに設定。ファストパスルートが利用可能で、ショーの鑑賞エリアも確保した。
その他、関西・中国・四国では、南紀白浜のアドベンチャーワールドで、パンダを間近に観察できるバックヤード体験プログラムを用意。事前予約ができるのはジャルパックだけだという。また、九州ではシニア世代を主なターゲットにJRの観光列車に乗る商品を設定。沖縄では11月からJALライナーをリニューアルするほか、JLの「ペットとおでかけサービス」を利用した、愛犬と旅ができるコースも用意した。